成人T細胞白血病とは

成人T細胞白血病とは

腫瘍ウィルスであるヒトT細胞白血病ウイルスⅠ型(HTLV-I)に感染することで
発症する白血病です。

日本ではウイルスを持っている人は100万人と目算されています。
とくに九州南部(長崎、宮崎、鹿児島、沖縄)にキャリアが多く、
日本の約35%を占めると考えられています。

補足:
とくに鹿児島県は日本で一番ウイルス陽性率が高く、
住民の50人に1人の割合でキャリアが存在する。

国内での発症数は約1000人程度だが、
発症数の減少は見られていない。

ウイルスに感染しても発症するのが、
ほとんどの場合40歳以降となる。
そのため、病名に「成人」とつく。

成人T細胞白血病の症状

男女に症状の違いはない。

主に以下の様な症状が起きる。

  • 首や脇の下等のリンパ節が腫れる
  • 肝臓の肥大、脾臓の肥大
  • 全身の痒み
  • のどの渇き
  • 意識障害
  • 不整脈

これらはすべて、悪性化したT細胞が、
全身に広がることで発症する。

成人T細胞白血病の末期には、
日和見感染にかかりやすくなる。

成人T細胞白血病の検査方法

症状が出ないと検査をすることが難しい性病です。

リンパ節が長期間腫れる。
などに思い当たる場合は病院で診察を受ける必要があります。

妊娠中に妊婦健診で診断をされることが多いですが、
気になる場合は、しっかりと確認しましょう。

成人T細胞白血病の感染経路

主に3つの感染経路があります。

  1. 性行為での感染
  2. 母子感染
  3. 輸血による感染

性行為での感染

性行為による感染では、男性の精子中のリンパ球を通じて感染するため、
男性から女性にしか感染はしません。
しかし、感染力は弱く、夫婦間で避妊具を使わない場合でも、
結婚後約2年で20%程度の感染率との統計もあります。

性行為の際、コンドームを使うことで感染を防ぐことができる。

母子感染

母乳を通して、母親から子供へ感染することがあります。
母親がキャリアの場合、母乳で育て続けると感染率は約20%程度とかんがえられる。

妊婦健診でヒトT細胞白血病ウイルスⅠ型(HTLV-I)のキャリアであると診断されたら、
粉ミルクに切り替えることで、母子感染が防げます。

輸血による感染

輸血に使われる血液の検査方法の質が向上したため、
現在は、ほぼ輸血での感染はなくなったと考えられている。

成人T細胞白血病の治療法

薬により、症状を抑えることが可能だが、
再発、薬剤耐性がつくことが多く、
完治することは難しい。

感染から発症までが長いため、
成人で初感染した場合は寿命を迎えることが多い。

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